間違っているのはビジネスモデルなんじゃないか
典型的ダメダメプロジェクトに対する思い(グダグダ)
最初にグダグダを書くのもどうかと思いますが・・
- 1年開発が続いても顧客の欲しいものができてない
- 私の立ち位置:末端の開発会社、最終的に動くものを作るプログラマの位置
- 要求定義する別会社のSEさんが間に入っている
- 間のSEさんが顧客の「いつ出来るの!?」に答えきれなくなった結果、1年経って初めて顧客に会った
- 今すぐ欲しいもの聞いた。全然時間ない・・(←今ココ)
情報伝達
- お客さん:○○を△△してここにばーんとぼーんと!
- 間のSEさん:わかりました。そう伝えます!
- 現場:それだと、×××の場合、どうします?どうしようも無くないですか?あと、それを実現すると3ヶ月前に作った部分に影響が出ます。大丈夫ですか?
- 間のSEさん:・・・・大丈夫です。この機能は・・えーっと・・□□用のプロジェクトにしか使いませんから。×××は・・・持ち帰ります。(その後×××に対する回答は戻ってこない)
いろんな機能で×××ペンディング、が相次ぎ、現場で勝手に仮説を立てて進める。 間のSEさんは目の前の状況に翻弄されているので、次々忘却される×××達・・
(月日流れ・・)
- お客さん:いつできんの〜〜!
- 現場:いつ終わるの〜〜!
- 間のSEさん:きゅーーーxxx
私たちは敵対したい訳ではない。。一緒に問題を解決したい・・
システム開発の難しさ
- 作者: アラン・M・デービス,萩本順三,安井昌男,高嶋優子
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- システム開発を進めると、必ず要求は変化する
- 要求を満たせば満たすほど、顧客は新たな要求を思い出すもの
- 新たな要求が出たということは、現在のシステムが実際のニーズを満たしているから(むしろ喜ぶべきこと)
何故開発者(我々)は要求が変化することを嫌がるのか
- 要求が変化しても、締め切りは変化しないから
- 締め切りが変化しないのは、締め切って、納品しないとお金が発生しないから
- 一定のお金と決まっているプロジェクトを、長くやればやるほどもうけがなくなるから
何故顧客は要求が変化してもスケジュールを変更しないのか
- 納品されないとシステムが使えないから
- 使えないものを作っている期間(顧客は利益を受けていない)のにお金を払いたくないから
変えるには・・?
- その時点の要求に沿ったものが顧客の手に都度届いて使える→顧客ハッピー
- 顧客の要望をどんどん叶えて、欲しいシステムを継続的に渡せば、ずっとお金が入る→開発者ハッピー
「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識"を変えるビジネスモデル
- 作者: 倉貫義人
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
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そういうものにわたしはなりたい。。